2014年 05月 06日
バードソング&夢工房に行ってみた
5月4,5日に八方尾根にスキーに行ってきました。
4日は滑りましたが、5日は朝から天気が今一つだったので、スキーは止めて予てより行ってみたかった
穂高町にあるバードソング&夢工房に行ってみました。
ここでバードカービングの制作と販売をしている木彫作家の小坂さんのことは、いつもお世話になっている
喫茶パロットのマスターから数年前に聞いていて、ずっと行ってみたいと思っていた次第。
工房は、少しだけ主要道を外れた静かで落ち着いた場所にありましたが、スマホのナビソフトが正確に案内
してくれました。
工房に入ると、様々な鳥たちが出迎えてくれましたが、やっぱりカワセミを探してしまいました。
カワセミはたくさん居ましたが、こちらはとてもリアリティを追及した作品のうちのひとつ。
細かい羽毛のテクスチャが気が遠くなりそうな作業を想像させる丁寧さで掘り込まれています。
カワセミ好きでなければ分からないような細部も繊細に表現されています。
超望遠で撮ってもなかなか分からない顎の白い毛の部分とか、目の周りの睫毛部分とかがどう
再現されているか気になる人は、実際に工房に行って見てみましょう。
光線の当たり方によってブルーにもグリーンにも輝き方が変化する背中、その色を表現する方法を
現在探している最中だそうです。
他にも拘り部分をいろいろ説明してくださいましたが、その辺りもここでは記さずに、行って、見て、話した
人だけのお楽しみ、ということで。
とても活き活きとした表情のキビタキ君。
剥製にされた鳥獣は、冷やかな印象を与えることが多いですが、
ここの木彫の鳥たちの多くからは、今にも囀り出しそうな暖か味を感じました。
もっと寄って顔だけ見ても、やっぱりどうみてもキビタキです。
ちなみに、上の作品とは別のカワセミの顔を真正面から見ると、ちゃんと変顔でした。
本物のカワセミとにらめっこしたら瞬殺されますよね...ってしたことある人は少ないと思いますが。
梢の上で賢そうな表情で佇むフクロウを、枝から外して見せていただけました。
車と衝突死して転がっているフクロウみたいな恰好させてごめんなさい。
足裏に御注目。
枝に載せてしまえば見えない足指のひらの部分も手抜きなし。
この拘りが製品と作品との境界線、かな?
この拘りに価値を見出して作品の対価を払える人に出会えるまで、静かに梢で佇んでいます。
相当コミカルなものや、デフォルメされた鳥たちもたくさん居ました。
それらは、野鳥好きな方へのお土産や、あるいは絢爛趣味のない居間へ置く小物として連れて帰るのに
決心の要らないお値段でした。
もちろん細工はリアリティを追及したものよりも大幅に割愛されていますが、鳥の名前が分かる人ならば、
絶対に間違わないくらいに特徴が表現されています。
この子はどう見てもシジュウカラですよね。
これがシジュウカラに見えないと、落ちが分からなくなっちゃいますもんね。
なので、(シジュウカラ)の表記は、洒落を完結させるのに冗長だと思う...
小坂さんはリアリティを追及した作品を作ると、逆にデフォルメした作品も作りたくなってしまうそうです。
また、男性客はリアリティにあふれる作品に関心を示すのに対して、女性客はデフォルメ作品を中心に
物色する方が多いそうです。
なんとなく分かる気がする。
で、ひげすずめが連れて帰ってきたのはこの子。
さっそく居間の壁に留まらせました。
鳥好きな方があの工房の作品を見ると、このデフォルメフクロウ君の表情のようになること間違いなし。
4日は滑りましたが、5日は朝から天気が今一つだったので、スキーは止めて予てより行ってみたかった
穂高町にあるバードソング&夢工房に行ってみました。
ここでバードカービングの制作と販売をしている木彫作家の小坂さんのことは、いつもお世話になっている
喫茶パロットのマスターから数年前に聞いていて、ずっと行ってみたいと思っていた次第。
工房は、少しだけ主要道を外れた静かで落ち着いた場所にありましたが、スマホのナビソフトが正確に案内
してくれました。
工房に入ると、様々な鳥たちが出迎えてくれましたが、やっぱりカワセミを探してしまいました。
カワセミはたくさん居ましたが、こちらはとてもリアリティを追及した作品のうちのひとつ。
細かい羽毛のテクスチャが気が遠くなりそうな作業を想像させる丁寧さで掘り込まれています。
カワセミ好きでなければ分からないような細部も繊細に表現されています。
超望遠で撮ってもなかなか分からない顎の白い毛の部分とか、目の周りの睫毛部分とかがどう
再現されているか気になる人は、実際に工房に行って見てみましょう。
光線の当たり方によってブルーにもグリーンにも輝き方が変化する背中、その色を表現する方法を
現在探している最中だそうです。
他にも拘り部分をいろいろ説明してくださいましたが、その辺りもここでは記さずに、行って、見て、話した
人だけのお楽しみ、ということで。
とても活き活きとした表情のキビタキ君。
剥製にされた鳥獣は、冷やかな印象を与えることが多いですが、
ここの木彫の鳥たちの多くからは、今にも囀り出しそうな暖か味を感じました。
もっと寄って顔だけ見ても、やっぱりどうみてもキビタキです。
ちなみに、上の作品とは別のカワセミの顔を真正面から見ると、ちゃんと変顔でした。
本物のカワセミとにらめっこしたら瞬殺されますよね...ってしたことある人は少ないと思いますが。
梢の上で賢そうな表情で佇むフクロウを、枝から外して見せていただけました。
車と衝突死して転がっているフクロウみたいな恰好させてごめんなさい。
足裏に御注目。
枝に載せてしまえば見えない足指のひらの部分も手抜きなし。
この拘りが製品と作品との境界線、かな?
この拘りに価値を見出して作品の対価を払える人に出会えるまで、静かに梢で佇んでいます。
相当コミカルなものや、デフォルメされた鳥たちもたくさん居ました。
それらは、野鳥好きな方へのお土産や、あるいは絢爛趣味のない居間へ置く小物として連れて帰るのに
決心の要らないお値段でした。
もちろん細工はリアリティを追及したものよりも大幅に割愛されていますが、鳥の名前が分かる人ならば、
絶対に間違わないくらいに特徴が表現されています。
この子はどう見てもシジュウカラですよね。
これがシジュウカラに見えないと、落ちが分からなくなっちゃいますもんね。
なので、(シジュウカラ)の表記は、洒落を完結させるのに冗長だと思う...
小坂さんはリアリティを追及した作品を作ると、逆にデフォルメした作品も作りたくなってしまうそうです。
また、男性客はリアリティにあふれる作品に関心を示すのに対して、女性客はデフォルメ作品を中心に
物色する方が多いそうです。
なんとなく分かる気がする。
で、ひげすずめが連れて帰ってきたのはこの子。
さっそく居間の壁に留まらせました。
鳥好きな方があの工房の作品を見ると、このデフォルメフクロウ君の表情のようになること間違いなし。
by HigeSuzume
| 2014-05-06 17:32
| 野鳥