ひげすずめのときどき日記

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白山(大白川~白山室堂~御前峰~南竜ヶ馬場~大白川)

8月13日、14日は白山に行ってきました。
岐阜県側の大白川を出発点とする平瀬道から入山し御前峰に登った後、南竜ヶ馬場まで
下りてテント泊、帰路は室堂まで登り返して行きと同じ平瀬道を戻ってくるルートです。
標高差400mを降りて登り返すのは面倒ですが、距離はたいした事無いので余裕でしょう。
厳しかったら御前峰に登るのを止めて、室堂から南竜ヶ馬場に直行すれば良いし。
白山室堂に泊まるより安上がりだしね。
でも、荷物を少しでも軽量化するため、SIGMAの17-70なんちゃってマクロは置いて行こう。
マクロ撮影しないから三脚も置いていこう!ちょっと弱気だったりして。
ということで、TAMRONのB008(18-270mm)一本だけをお供にすることに。
また、今回の参加は2名だけなので、小回り効くしね。

■初日1:00 白水湖畔ロッジ前駐車場着
a0203733_0354588.jpgR156沿いの平瀬温泉から駐車場までの約15kmの道(岐阜県道451号)は、本当にこの道で合っているのかと不安になるような細い道でしたが、無事到着。明るい月を、時々雲の塊が横切る夜でした。とっとと車の荷台で就寝。駐車料金は300円程度の協力金。

■初日5:50 平瀬道登山口から出発
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予定より20分遅れで出発。白山室堂まで4時間ちょっとの行程はトイレも水場も無いので、しっかり出すもん出してから、で、ちょっとタイムロス。
歩き出してしばらくは、整備された階段道が続きます。
いきなり呼吸と心拍が上がりますが、マイペースで森林浴を楽しみながらぐんぐん高度を稼げます。
木陰のおかげで直射日光は遮ってもらえますが、眺望は一切無し。

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1時間半くらい歩くと、右側は不明瞭ですが左側は眺望が開けた尾根筋に出ました。
出発点と同じ標高の白水湖がちらりと見えて、登った高さを実感できます。(思ったほど登ってないやんか!という実感)
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尾根に出てからは白水湖が何度か見えます。
高山らしい花がちらほらと咲いていて、色鮮やかなチョウやトンボがお供をしてくれます。
でもチョウは撮ろうと思ったら逃げるし(泣)..
尾根筋には沢からの風の通り道があって、時より涼しい風を感じて生き返ります。

■初日8:30 大倉山避難小屋着
a0203733_040535.jpga0203733_0402329.jpg虫達に遊んでもらいながら進むと、大倉山避難小屋に到着。
ここには携帯トイレを使用するための個室がありますが、飲用水は補給できません。
ここで、20分程度小休止。

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大倉山避難小屋を過ぎると、さすが花の名山白山ですね。
登山道の両側にお花がいっぱい!
ニッコウキスゲとイブキトラノオが入り混じって咲いているのが綺麗でした。

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左手、南斜面には、いたる所にお花畑あり。歩みが鈍ります。
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変な花(左端)。調べてみたらキヌガサソウだそうです。
お花畑を縫うようにジグザグの登山道を登っていきます。
急登部分にはしっかり階段が整備されていますが、ところどころ滑りやすい岩やぬかるみもありました。
知らないおじさんが、木いちご?をくれました。貰ったものは仕方ないので食しました。
って、採ったら駄目でしょ。ここは国立公園かつ森林生態系保護地域かつユネスコ生物圏保存地域ですよ!
あー酸っぱ!!

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クルマユリやミヤマキンポウゲを撮ったりしながらノロノロ登って行きますと、避難小屋から1時間くらいでカンクラ雪渓が見え出しました。

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登ってきた方向を左に振り返ると、南斜面は色とりどりのお花畑。
フラワーパークの人工的な花々も綺麗ですが、自然のお花畑は清楚な感じですね。
綺麗な景色を見て、ひげすずめの心も洗われるよう、ってな事はない。
一方右手はガスが立ち込めてきましたが、目指す御前峰は見えました。
御前峰が見え出す辺りで休憩できる広場があったので、15分ほど休憩。


■初日10:45 展望歩道分岐通過
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ハイマツびっしりの間を縫う道を進んでいくと、南竜山荘へ通じる展望歩道への分岐を通過。
明日の帰り道は、南竜山荘からここへ戻ってくる予定。

■初日11:00 白山室堂到着
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両側の木の勢いが凄いのか、すれ違い出来ないほどに狭い道を進むと程なく白山室堂に到着。
写真を撮りすぎたのか、思いのほか時間がかかりました。
ここで整備された広場のテーブルで昼ご飯。
ラーメン小舎熊っ子特製チャーシューを入れたインスタントラーメン。
ビールが美味い!が、ここで買った缶ビールの空き缶は各自持ち帰りだそうで、そうと分かっていたら生ジョッキの方にしたのに。
まだ時間は十分あるので、荷物はデポしてカメラと水だけ持って御前峰に登ることに。
出発は12:30。休憩しすぎとちゃう?

■初日13:10 御前峰山頂(標高2702m)到着
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せっかくカメラ持ってきたのに、ガスが出ていて展望は今一つで余り撮らず。
登頂証拠写真と、下りに撮った写真が少しだけ。
お池巡りの案内図がありましたが、今回はお池巡りしている時間はありません。
登った道をそのまますぐ下に赤い屋根が見える白山室堂へ引き返し。


■初日14:10 白山室堂出発
a0203733_055843.jpga0203733_0553541.jpg荷物を背負い直して南竜ヶ馬場に向けて出発。すぐにトンビ岩コースへの道標あり。
明日は展望歩道で登り返すので、今日はトンビ岩コースを選択。違う道の方が楽しいからね。
白山室堂付近の広大な台地はハイマツ群生で道が狭いところあり。

■初日14:35 トンビ岩到着
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どう見たらトンビに見えるのか、ひげすずめの貧弱な想像力では分からず。見る方向が悪いのかなぁ。
岩の裏側に回ると、南竜山荘と宿泊地南竜ヶ馬場がはるか下方に見える。
明日これを登り返すのがちょっと億劫に感じてしまう。
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あれ?そういえば平瀬道ではチングルマ見なかったですね。
トンビ岩コースにはいっぱい咲いてます。
と、思っていると、クロユリ発見。時期的に既に遅いと聞いていたので、発見して大喜び。
でも、これ撮る時に地面に這いつくばるのが疲れた体に厳しいです。
バリアングルモニター付きのカメラならば楽なんだろうか?とか考えてしまう。
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トンビ岩コースは結構大きめの段差の岩で構成されているコースでした。
気を抜いて足引っ掛けると危なそうなので慎重に下りましたが、チングルマ群生と何よりクロユリを見れたので満足です。

■初日15:45南竜山荘着
a0203733_0594873.jpga0203733_10544.jpgここから、南竜ヶ馬場までは、すぐですね。南竜山荘で野営料金(300円/人)を払い、もちろんビールも仕入れてっと。
テント場までは白山の自然の説明員の方から、ハクサンフウロのめしべの出方等うかがいながら、写真を撮りながら木道を進んで到着。

■初日19:00頃 日没
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テント設営して、夕食作って(ひげすずめはストーブに火をつけて、消して、食べるだけ!すみません。)
夕暮れの空はなかなか綺麗でした。
1段アンダー気味に写してますが、実際に見た目はこんな感じの色でした。
夕映えを撮影するのに何度もストロボ光らせちゃってる方が居られましたが、薄暗くなるとカメラの操作ボタンって文字が見えなくなっちゃいますからね、空の色はどんどん変わっていくし、焦りますよね。
カメラメーカーさん、要改善かもです。

■二日目05:40頃 日出
a0203733_111918.jpga0203733_113769.jpg昨日は体を動かした上にビールに加えて持参した焼酎もいただきましたので、ぐっすり眠れました。
軽量化の為にレンズは諦めても、お酒は割愛できないひげすずめなんですねぇ。
おかげで朝は爽快!朝ご飯頂いて、露が付きまくりのテントを片付けて、出発準備完了。

■二日目07:00 南竜ヶ馬場出発
a0203733_115896.jpga0203733_121437.jpg展望歩道を登ります。始めの数分は木道が続きますが、後は普通の登山道でした。トンビ岩コース程の段差はなく、歩きやすいですね。

■二日目07:50 アルプス展望台到着
a0203733_123041.jpga0203733_12473.jpg天候によっては、富士山も見えるようですが、今日は見えません。空気も澄んでいるとは言えませんでしたが真夏ですから仕方なし。
写真は剣岳方向です。(水平出てないかも)

■二日目08:35 展望歩道分岐通過
a0203733_132999.jpga0203733_134435.jpg室堂の台地に戻ってきました。トンビ岩コースより幅も広く格段に歩きやすいですね。
分岐で20分程度小休止

■二日目12:00 平瀬道登山口着
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往路と同じコースなので、写真はほとんど無し。疲れているし、下りは緊張しますしね。
登り時は気になりませんでしたが、以前の登山道が崩壊して付け替えられている尾根は、下りで見ると結構怖いですね。左側に木があるのでましですが、木が無いと視覚的にもっと怖いかも。
往路では、羽を開いたところを撮れなかった、このチョウ。今日も撮れませんでした。胸のドット模様が珍しい柄だなぁと思いますが、羽開くともっと綺麗なんですが..

といった感じで、下山後は大白川温泉露天風呂を楽しんで、SAJ岐阜県連の先輩に教えていただいた荘川のお店でざる蕎麦の大盛りを賞味して帰宅した訳ですが、帰着は翌日の01:00頃でした。
高速道路休日1000円がなくなった影響なのか、R41がえらい混んでました。
こんな混んでるR41に出くわすのは、東海北陸道ができる前のスキーシーズン以来の事です。
で、抜け道使うつもりが迷ってしまって、更に遅くなってしまいました。
完全自責ですね。
車の走行性能向上には役立たないただの重量物であるカーナビなんて絶対着けない!っていうひげすずめは偏屈者ですね。
by HigeSuzume | 2011-08-14 23:22 |