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ひげすずめのときどき日記

higesuzume.exblog.jp

カテゴリ:山( 19 )

大台ケ原

今年はなぜだか周りで大台ケ原の話題が多いのですが、私は一度も行けませんでした。
紅葉ピークの頃に天候が悪くて、比較的すぐに行ける奈良県民としては、また来年のシーズンに
行けばいいやって思ってしまうんですね。
思い返すとブログを始める前の2010年の10月11日と17日に行ったきり3年も足が遠ざかっております。
今年の写真ではなく、3年前に行った時の写真達。
今出しとかないと、また来年ってなりそうなので。

やっぱり以前からこういう陰鬱な感じの物が好きだったんですね。
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紅葉のシーズンに行ったので、もちろん生きている木も撮りました。
CPLフィルター効かせすぎ?
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鹿の背が届く高さには枝葉が無いのは奈良公園と同じ。
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立ち枯れたトウヒがある景色が、誰もが思い浮かべる現在の大台ケ原の姿でしょうか。
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上品な赤に染まった○○○。 木の名前を知りません、ツツジの一種?
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幹と枝の形が素敵です。
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大蛇嵓へ向かう途中右手に見える蒸篭嵓。
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大蛇嵓の先っぽから見た不動返し嵓、この年の紅葉はそこそこ良かったように覚えています。
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シオカラ谷から駐車場に向かう階段の脇にあったスギゴケ。
やっぱり苔が好き。
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と、3年前の写真を見直してみても、現在に至るまで風景の撮り方は進歩していないように思える。
この時はJPEG撮って出しで、今はRAWで撮って多少見たときの印象に近づけるべく調整したりするけど。
やっぱり、何にレンズ向けるかって、その人の好みの現れなので、どこ行っても同じようなものばかり
撮ってしまうんですね。

こういう空間周波数が高い絵をUPLOADしようとすると、exblogの500KB縛りはきついですね。
by HigeSuzume | 2013-10-30 13:00 |

双六岳山頂にて

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(巽様にはブログへの写真掲載の許諾を得ています)

ローライで山岳写真を撮られているのは、ここまで登って来られる事に驚愕するご高齢の紳士。
日本山岳写真協会の巽次郎さんであると伺いました。
どんな写真をとられているのか興味津々ですが、その場でちょっと拝見できますか、
というわけに行かないのがフィルムカメラ。
3月の銀座での写真展にて見てくださいとのことですが、東京は遠いなぁと思う私のフットワークの
悪さが恥ずかしくなってしまいます。
奥の御婦人はFUJIFILMの670(多分)で撮影を楽しまれておりました。
雲が主人公なのに...と仰ってましたが、残念ながらこの日は雲一つない快晴でした。



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(焦点距離78mm(35mm換算)で)
by higesuzume | 2013-10-18 19:00 |

双六岳からの槍ヶ岳

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去年と同じ日程で出かけた双六岳、10月13日の午後。
双六岳山頂直下からの槍ヶ岳を展望する非日常的な景色は、ここは地球外ではないかと感じさせます。
どこを行っても良いようなものだけど、なぜか明瞭に刻まれた一本の踏み跡がそのまま槍の穂先まで
続いているようにも見えます。
この踏み跡を除いたすべてのものは、もう何千年も前から変わらず単調に季節を繰り返しているだけ
なんじゃないかと思わせます。

この大好きな景色の中を行く自分の写真が欲しいなと思っていました(ちょいナル?)。
同行のK氏にE-PM2と標準ズームの画角と露出を固定して預けて、自分は歩いてシャッターを切って
もらいました。
ワイコン(WCON-P01)は不要な画角ですが敢えて付けたまま。
これを付けていると、広角端であっても周辺解像度がかなり低下するように思えるのですが、
その方が主被写体の槍と人物が際立つんじゃないかと思いまして(相当ナル?)。

ここでは、OM-D遣いのソロの青年とカメラを交換して互いに同じような写真を撮り合ったりと、
結構な時間をとても楽しく過ごしました。
相当人通りがあるので、他人が入り込まない自分ひとりだけの写真を撮るタイミングがかなり難しいん
ですよね(ナル確定)。
by HigeSuzume | 2013-10-15 12:21 |

霜柱

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私が小学生の頃、冬の朝の通学路には霜柱なんて普通にあったんですけどね。
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10月に真夏日になってしまうような気候と、コンクリとアスファルトに覆われた街ではめっきり
見かけなくなったような気がします。
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先週の季節外れの暑さから少し涼しくなった週末、北アルプス標高2500m以上では氷点下。
霜柱畑が見れました。
これ、ザクザク踏むと気持ち良いはずなんですけど、分厚いソールの登山靴で踏んでも感触が
伝わってこないし、写真だけ撮ってそっとしておきました。
by HigeSuzume | 2013-10-14 07:00 |

北岳・間ノ岳(広河原登山口~大樺沢~間ノ岳~北岳山荘泊~北岳~白根御池小屋~広河原登山口)-2日目

今日は北岳山頂→北岳肩ノ小屋→小太郎尾根→草すべり→白根御池小屋の順路で下山予定です。
昨日の往路に引き続き本日も好天。
まずは北岳登頂を目指していざ出発。

■06:15 北岳山荘を出発
a0203733_11214834.jpg北岳山荘から北岳山頂までの標高差は約190m、コースタイムでは1時間20分の行程です。
山頂に近づくにつれて斜度が上がっていきます。


■06:55 池山吊尾根分岐を通過
a0203733_11231136.jpg概ね北岳南側稜線の西側を登りますが、朝のうちは日が当たらず涼しい山歩きが楽しめました。
風はとても強く、顎紐を締めておかないと帽子があっという間に飛ばされそうな感じ。


a0203733_11234911.jpg歩き始めてすぐに「転落注意」の立札があったのを思い出しました。
踏み外したらどこまで転がり落ちるのか分からないような所もありますが、ちょっと危険なところにはこのようにホールド用の鎖も設置されており、天候が良ければ危険は少ない登山道です。
強風地帯を早く通過したいので、あまり写真を撮らずに進みます。


■07:16 北岳頂上(標高:3193m)に到着
a0203733_12153943.jpg山頂からは360°の大パノラマ。
目の前には仙丈ケ岳、その左奥は伊那谷を挟んで中央アルプスの山々。
さらにその奥は乗鞍でしょうか。


a0203733_12164152.jpg富士山。
北岳山頂は風も弱く快適でしたので、リュックを降ろして写真撮影タイム。


a0203733_12171067.jpg甲斐駒ケ岳とその右奥に浅間山と八ヶ岳。
20分近く休憩して、7:35に北岳肩ノ小屋方面へ向けて下山開始。


a0203733_12175033.jpg15分くらい歩くと、北岳肩ノ小屋の青い屋根が見えました。
肩ノ小屋への下りは足元がザレていて滑りやすい状態でゆっくりと下ります。


■8:10 北岳肩ノ小屋へ到着
a0203733_1218491.jpgここでも15分くらい休憩し、小太郎尾根の長い下りに備えます。


a0203733_12192663.jpg北岳の方の草紅葉は今一つ。
間ノ岳に足を伸ばしておいて良かったです。


■8:48 大樺沢二俣への分岐点を通過
a0203733_12202118.jpg白根御池小屋まで1時間20分、広河原まで3時間20分と記されています。
ここからは草すべりの急下降が白根御池小屋まで続きます。


a0203733_12205956.jpgナナカマドの木の横で小休止。
樹林帯の中は景色が単調なこともあり足に堪えますね。
前回の笠新道でばてた反省から、こまめに水分と飴でカロリーと塩分を補給しました。
このナナカマドの実は、昨日撮ったものとは違い丸っこいですね。
こちらが普通のナナカマドでしょうか。


■9:46 白根御池小屋に到着
a0203733_1224655.jpgここで汲める南アルプス天然水はすごく美味しかったです。
また、K氏によるとトイレもとても綺麗だったとのこと。
ここからまだまだ下りが続くので30分近く休憩して10:19に出発。


a0203733_12261622.jpg第2ベンチで休憩。
樹林帯に入ってからの急下降はこれでもかと続きます。
リュックを下ろす際に、広河原と書かれた標識に頭をぶつけてしまいました。
10分くらい休憩して、リュックを担ぐ際に再び同じ場所に頭をぶつけました。
アホがさらに悪化してしまう...


■12:12 広河原帰着
a0203733_12273842.jpg途中第1ベンチでも休憩して、北岳山荘から6時間かけて下山完了。
南アルプス天然水の団体さんが音をたてて流れる野呂川に架かるつり橋を渡ればバスターミナル。
芦安行きのバスは14:00までありませんので、帰路も乗合タクシーを利用しました。
by HigeSuzume | 2013-09-19 23:59 |

北岳山荘からの夜明け風景

昨夜は20:00前に気持ち良く寝れたので、4時前に目が覚めました。
北岳山荘の窓から外を確認すると今日も天気に恵まれそう。
高山の楽しみの一つは夜空なのですが、ちょうど中秋の名月にあたるので星は期待できません。
夜明けの富士山でも撮ってみようと、防寒具に身を包み三脚を抱えて表に出てみました。

ちょうど第1薄明が始まる時刻。
明るい月に照らされる北岳。
テン泊の方達は明かりをつけて行動準備を開始しているようです。
北岳山荘のテン場は、山荘のすぐそばにあるので、お手洗いや水汲みにはとても便利ですね。
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オリオン座方向の夜空。
第1薄明時は6等星が見分けられなくなる明るさらしいですが、どうでしょう?
私にはどの星が何等星やらさっぱり分かりません。
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第2薄明が始まる時刻の富士山と街明かり、かすかに星も残っています。
街明かりは中央市でしょうか?それとも甲府市?
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北岳山荘での日の出は5時27分でした。
全然雲がないので、なんかあっさりめの夜明け風景。
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富士川の手前と奥にある低山の上に聳える富士山の夜明け風景。
あちらの方がここよりも800m以上高いように感じられないのが不思議。
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さあ、今日は頑張って北岳に登るぞっと。
by HigeSuzume | 2013-09-19 23:13 |

北岳・間ノ岳(広河原登山口~大樺沢~間ノ岳~北岳山荘泊~北岳~白根御池小屋~広河原登山口)-初日

9月18,19日は北岳と間ノ岳に登山に行ってきました。
標高第2位の北岳(3193m)と第4位の間ノ岳(3189m)を1泊2日で効率よく巡るために以前から考えていた計画は、
芦安と広河原間のバスも、稜線上の2つの山荘も、とにかく混雑するらしいので平日に行く。
・大樺沢ルートの雪渓が減って夏道が歩ける時期に行く。
・登りは北岳山荘へ最短コースの大樺沢、八本歯のコル、北岳トラバース道を使い、1日目に間ノ岳を登頂しておき、北岳山荘泊にする。
・1日目に間ノ岳をこなしておけば、2日目は時間に余裕ができるので北岳を登頂後、登りとは違うコースの小太郎尾根、草すべりと白根御池小屋経由のコースを楽しみ下山する。
という感じ。
同行のK氏共々9/18,19に平日山行が可能となったので、2人で計画を実行と相成りました。

台風18号の通過後だったので大樺沢コースが通行止めになっていないかが懸念点。
通行止めだと、間ノ岳に登頂するには北岳を往路と復路で2回越えなくてはならず時間的に厳しくなってしまいます。
無理ならば北岳を優先して間ノ岳は次の機会にという心積もりで行ってみましょう。
尚、登山道の状況は不定期更新のようですがこちらで確認できるようですね。

■06:30 広河原をスタート
a0203733_15155833.jpg芦安温泉からは乗合タクシーが5:20に出発してくれました。
南アルプス林道の夜叉神にあるゲートは5:30まで開かないようなので、朝に芦安から広河原へこれ以上早く移動する方法は無いようです。
バスだとこの日は6時が始発となっていて、すこし慌ただしい初日の行程になってしまいます。
乗合タクシーでもバスでも料金は同じで利用者協力金(100円)を含めて、片道1,100円でした。
タクシーの順番待ちは、乗り場にあるプレハブ小屋の前にリュックを並べて置いておけば良いとのことでしたが、9人乗りのタクシーがたくさん来ましたので平日だと順番取りは不要でした。


a0203733_15163334.jpg明日登頂予定の北岳が見えています。
右手に見える野呂川に架かるつり橋を渡り、正面の大樺沢を登っていきます。
もっと早い時間に登り始めるには、つり橋を渡ったところにある広河原山荘に前泊しておけば良いようです。

■07:01 白根御池小屋への道を分かれ、左の大樺沢コースへ進みます。
a0203733_15174661.jpgここまでは勾配は緩くウォームアップに最適でした。
大樺沢コースは通行可能なようで一安心。

a0203733_15182126.jpg登山道左手の沢の水はとても冷たくて、手を浸すと気持ちが良いです。

a0203733_15184531.jpg大樺沢の左岸を進みます。
幾度となく北岳山頂が見える良いコースですね。
空は雲一つない快晴!

a0203733_15191369.jpg沢やその支流の小さな渡渉が何度もありますが、沢屋さんでないと渡れないような場所には無骨な橋が架かっていました。

a0203733_15194583.jpg青い空が超気持ちいい。
高度を上げるにつれて登山道は岩やザレ場に変化していきました。
2時間歩いても北岳はあまり近づいた感じがしません。
スケールの大きな山ですね。

a0203733_15201817.jpg雪渓が残っていました。
この辺りの登山道は踏み跡が幾つかあり、歩きやすそうなところを歩けは良い感じ。
雪渓の上は決して歩けない状態ですね。

a0203733_15203968.jpg右俣コースとの分岐である大樺沢二俣を過ぎると、暫くは岩だらけの沢を行きます。
登山者の皆さん思い思いのマイルートで登っていましたが、前の人に付いていくだけだと行き止まりにお付き合いってなりかねないので、自分でルートを確認しながら登ります。

a0203733_1521344.jpg沢渡りは何度もあります。
大雨の後は通行止めになるのは仕方ない感じですね。

a0203733_1521305.jpgナナカマドの日陰で一休み。
背景は鳳凰山?南アルプスはあまり来ないので山の名前が分かりません。

a0203733_1522391.jpg歩き始めて3時間くらい。
歩きにくい丸太梯子を越えると八本歯のコルに着くはず。
この歩きにくい丸太梯子はこれでもかと続くので、ストックはリュックに付けて手をフリーにしておくのが良いでしょう。

■11:18 八本歯のコルに到着して大休止
a0203733_1524829.jpg南側に一気に視界が広がりました。
ここからは北岳山頂・北岳山荘・間岳と書いてある方向に進みます。

a0203733_15243618.jpg本日目指す間ノ岳への稜線と稜線を辿って右の方に本日の宿泊地、北岳山荘が見えます。
ここからは北岳南東斜面をトラバースして標高を下げるので1時間もあれば行けそうに見えるのですが...

a0203733_15252657.jpg富士山を撮ってみたり、景色の良いところで足を止める各駅停車状態なので、なかなか進みません。

■12:08 北岳山頂とトラバース道との分岐を通過。
a0203733_15255858.jpg■12:08 八本歯のコルを出発して20分程で、北岳山頂への道と分かれます。
トラバース道は北岳南側の急斜面に付けられていますが、この道がなければ北岳山頂を経由しないと間ノ岳に行けないんですね。
ここまでは池山吊尾根上端の登りが少しありました。

a0203733_15262736.jpgトラバース道の転落の危険が高そうな場所には手摺りが設置されていました。
この辺りは見下ろすと結構怖かったです。
目指す北岳山荘はまだまだ小さくしか見えません。

■12:30 北岳山荘に到着。
チェックインして、昼食(今回はラ王とお握りの炭水化物スペシャル)を食べながら間ノ岳に向かうかどうか同行のK氏と最終確認。
登りのコースタイムの1時間40分で到着できなければその時点で引き返すと撤退ルールを合意、安全第一でいきましょう。

■14:00 北岳山荘を間ノ岳へ向けて出発
a0203733_15273465.jpg草紅葉が美しい、来てよかった。
でも写真ばかり撮っていると、撤退ルールに引っかかるかもしれないので、撮影は少なめ。
小ピークに立つ標柱が動いてる!と思ったら人でした。

■14:35 中白峰山頂(標高:3055m)に到着。
a0203733_15283154.jpg目指す間ノ岳がだいぶ近づいてきました。
コースタイムより早いので安心してザックを下ろして5分だけ休憩。
中白峰手前から間ノ岳を越え農鳥岳手前までは、標高3000m以上が続くという点で日本一長い稜線なんだそうです。

a0203733_15294176.jpg稜線西側に広がるカールは素晴らしい景観。
なんですが、この辺りから雲が湧き、風が強まり、気温が急下降。
雷が来そうだったら即退散と撤退ルールを追加して先に進みます。

a0203733_1530335.jpg疲れた足に鞭打つ岩場。
不要な荷物は山荘に置いてきているのでリュックは軽いのですが、空気の薄さが少し効いているような。

■15:38 間ノ岳山頂(標高:3189m)に撤退ルールに2分の余裕を持って無事到着。
a0203733_15312972.jpgすっかり雲の中で、なんだか荒涼とした景色の中にK氏と私の2人だけなのはさすがに平日登山。
Kさん、よく頑張りました。
北岳山荘からここまで登山道に危険個所は全く無く、とても歩きやすい稜線でした。
いつか農鳥岳まで行ってみたいと思わせる素晴らしさ。

a0203733_15315542.jpg北岳山荘まで来た道を辿って戻ります。
標高3000mの風吹き付ける稜線にしがみ付いている草たちの紅葉。
帰路は沢山写真撮らせてもらいました。

a0203733_15322922.jpg雲が足元から駆け上ってきますが、ちょっと視界が開けた瞬間の草紅葉の絨毯。

a0203733_153309.jpg稜線の東側。ワイコン付けっぱなしで撮ると端の方が流れちゃうのが少し気になる。
写真ばっかり撮っていてなかなか進まない私に、K氏の機嫌が悪くなりつつあるのも気になる。
きっと、腹が減ってきたのであろう。

■17:20 北岳山荘に帰着
a0203733_15333350.jpg夕食は畳敷きの部屋で自炊しましたが、この部屋は混雑時には18:00までしか利用できないようでした。
この日は平日なのでゆっくり使わせてもらえました。
たっぷり歩いて担ぎ上げてきた日本酒もおいしくいただいて、20:00の消灯時間とともに爆睡に突入。
部屋は9人のスペースに5人しか居らず、広々と使わせてもらいました。


大樺沢から八本歯のコル、北岳トラバースのコースは、樹林帯、沢の大きな岩歩き、小さな渡渉、梯子の急登、露岩地帯と変化に富んだ、とても素晴らしいコースでした。
お花畑の時期ではなかったので高山植物は楽しめませんでしたが、とても気持ち良い初日でした。

■北岳山荘からの写真はこちら
■2日目北岳の日記はこちら
by HigeSuzume | 2013-09-18 15:39 |

笠ヶ岳(新穂高温泉~笠新道~抜戸岳~笠ヶ岳~笠新道~新穂高温泉)

8月14-15日と笠新道往復で笠ヶ岳に行ってみました。
笠新道からの笠ヶ岳登山は辛く、鬼の笠新とかドMの笠新と言われていますが、急登部分が多い上に累積標高差が約1900mもあるのに、途中に休憩や宿泊する小屋も水場も無いといったところがその理由でしょうか。
去年の8月13-14日にも笠ヶ岳山荘までは往復しましたが、その時は終始雨が降り続け、展望は全くなく登頂は諦めて山荘で一泊しただけで帰ってきました。
その時は暑さは感じられずそれほど辛くはなかったですが、今回は2日間とも好天が予想されていますので、展望が楽しみな反面、暑さが心配です。
カメラはE-PM2に加えて今回からEVFのVF4とワイコンのWCON-P01を追加しましたので写真を撮るのも楽しみです。

a0203733_16403981.jpg前夜23:00前に深山荘前の登山者用無料駐車場に到着しましたがすでに満車。
整理員の誘導に従い、深山荘の駐車場に停めることになりました。
星が綺麗だったので三脚を持ち出して撮ってみました。
WCONを付けてフルサイズ換算22mm相当の広角でも、SS60秒だと少し星が動いてしまいますね。

■5:21 新穂高のバスターミナルから出発(標高:1090m)
a0203733_16592687.jpg目指す笠ヶ岳山頂部がすでに朝陽に輝いています。
バスターミナルは改装工事中で、トイレも仮設でしたが、手洗い場もあり特に問題なし。

■6:24 笠新道登山口に到着して小休止(標高:1350m)
a0203733_1782880.jpg道標と、写真には写ってませんが案内の看板が新しい綺麗なものに取り換えられていました。
ここで水を汲めるのを忘れていて、新穂高から運んできてしまいました。

a0203733_1711973.jpg7:21 1時間登ったので大きなブナの木の下で小休止。
急登ですが、まだ暑くはないので余裕十分。

■8:04 杓子平までの中間地点を通過(標高:1920m)
a0203733_17125058.jpg終始急登が続く杓子平までが当面の目標になっています。
ここから杓子平までは1時間30分と案内されています。

a0203733_17185518.jpg日が高くなってくると、暑くなってきました。
WCONの威力で槍から西穂高までを画角内に収めることができましたが、なんだかもやーとしています。
実際の見た目もこんな感じの夏山らしい空気感だったのでWCONのせいではありません。

a0203733_17244653.jpg8:30 1時間登ったので、またまた休憩。
日焼け止めクリームを塗りなおしました。
大きな段差には3,4段の梯子が架けられていたり、頭をぶつけそうな枝には赤布がぶら下げられていたり、十ニ分に整備された登山道ですが、岩だらけで足をフラットに置けない区間が長いのが辛い理由のひとつでしょうか。

a0203733_17261877.jpg10:00くらいに、コバイケイソウとニッコウキスゲが群集したお花畑を通過しました。

a0203733_1728749.jpg10:14 杓子平まではもう少しだと思われますが、また少し休憩。
同行のK氏が休憩中の写真を撮らしてもらいます。

■10:25 杓子平に到着(標高:2450m)
a0203733_1733472.jpg登山口からはちょうど4時間、ゆっくり休憩しながら登ったので大して疲れは感じませんが、ここでもまた長めの休憩。
去年は登山口から2時間30分でしたから、今年は超スローペース。
敵はやはり暑さか、はたまた自身の体の衰えか?
ここまでの急登で疲れてしまった場合には、杓子平からの素晴らしい景色を見て本当に腰が抜けそうになるでしょうね。
道標の笠ヶ岳への道を示す赤い矢印の延長線のピークは笠ヶ岳ではなく...

a0203733_17404393.jpgピークのはるか左、赤い帽子の登山者が見遣る先ににあるのが笠ヶ岳。
えー!まだあんなに遠くなの!?
しかも登山道は穴毛谷を避けて抜戸岳方面に向け大きく右から巻いていきます。
さすが鬼の笠新道。
写真を拡大すると、笠ヶ岳山荘もはっきりと見えますね。
早く山荘に付いて昼ご飯食べたいので、さあリスタート!
残している標高差は540mだけ、なんだけど遠くに感じます。

a0203733_17545433.jpg登山道の周りはコバイケイソウだらけ。
近接撮影ではVF4の威力は絶大、って写真ばかり撮っているからなかなか進まないんですけど。
写真の出来は撮り手のセンスなので横に置いといて。

a0203733_17555955.jpgお花畑のなかにライチョウが居ました。
こんなに天気の良い日に出会うのは初めてです。
いつもはガスが出てて見晴らしが悪い時に出会うような。
でも、前回双六岳からの帰りに見た時もそこそこの天気だったような。
何れにせよ、目にキャッチライトが来てるライチョウを撮れたのは初めてです。
激しく草被りですが、ライチョウを発見したK氏に感謝。

a0203733_18215076.jpg杓子平を出て、稜線に近づくにつれてまた急登へと変化していきます。
ローアングルから撮るときに、VF4のチルト機構はすごく便利です。

a0203733_18234842.jpgチングルマ

a0203733_18254435.jpgチングルマの綿毛。
同じような写真ばかりになってますが...
お花畑の急登が始まる辺りに、雪田からの雪解け水が汲める場所がありましが、季節的にいつ位まで流れているのかはわかりません。
去年来た時には沢という沢にジャバジャバ水が流れていました。

a0203733_18282762.jpg12:00ちょうどになったので小休止。
テン泊装備の登山者が、"のぼってーも、のぼってーも、笠しんどー♪" と口ずさみながら追い抜いて行かれました。
心に響く名曲!

a0203733_1835079.jpg大きな岩越しに見える槍ヶ岳

■12:32 抜戸岳ピークに向かうショートカットの前を通過。
a0203733_18362910.jpgここは見過ごして、稜線まで登ってから、リュックをデポして抜戸岳ピークを往復することにしました。
後から思うと、ここの分岐から行った方が良かったと思います。
荷物をデポする身軽さのメリット<ショートカットによる時間節約メリット、という意味で。


■12:45 抜戸岳山頂到着(標高:2813m)
a0203733_18393846.jpgそろそろ稜線西側から雲が湧き始めて、あまりすっきりした景色が撮れませんでしたが、登頂記念写真。
南側から抜戸岳山頂に向かうと、山頂の手前に小さなケルンがある小ピークがあり、ガスっているとそこが抜戸岳山頂と間違うかもしれません。

a0203733_1841513.jpg抜戸岳山頂から見た目指す笠ヶ岳。
まだまだ遠くに見えるけど、あとは稜線漫歩。
山頂からは、双六小屋のある谷越しに水晶岳の白い山体が印象的でしたが、もやーとした写真しか撮れなかったのが残念。

a0203733_18433138.jpg抜戸岳ピークを往復するには、稜線の登山道から少し外れますので指導標の○とか×はありませんでした。
板状節理が剥がれたような岩の上を歩いたり、明瞭な踏み跡のあるハイマツの間を抜けていきます。
あまり明瞭ではない踏み跡や、ハイマツの根っこが気になる道に入ったらそこは多分間違い。
間違っていてもピークを往復する事はできます、と言い切れるのは私たちは間違ったから。

■13:12 笠新道分岐を通過
a0203733_1846536.jpg笠新道に戻り、稜線を少しだけ西側に下ると、笠新道分岐に到着。
抜戸岳を往復するために必要な時間は30分弱くらいでしょうか。

■13:20 突然昼ごはん
a0203733_19729.jpg昔のアメ車のように燃費の悪いK氏がしゃりばて直前のようなので、昼ごはん。
出前一丁味噌ラーメンに、ラーメン小舎熊っ子特製チャーシュー。
このチャーシューを入れるとインスタントラーメンがぐっと豪華に変身、超旨い。
ですが、この時に取り返しの付かないミスを犯している事にまだ気付いていませんでした。

a0203733_19115144.jpg片付けをしていた時に重大ミスに気付く。
なんと、風味の決め手、ごまラー油を入れ忘れていました!
悔やんでも悔やみきれませんが、K氏も入れ忘れたとのこと。
自分だけだったら更に悔しかっただろうし、入れたか確認してくれなかったK氏を不審に思った事でしょう。
昼食と片付け(とショックから立ち直るの)に約30分を費やしました。

■14:24 抜戸岩を通過
a0203733_19232948.jpg気を取り直して稜線を歩き、抜戸岩で他の登山者の写真を撮ってあげたりしながら進む。
ここまでくれば最後の登りまであと少し。
稜線上は小さな石屑が転がっているだけの歩きやすい道です。

■15:23 笠ヶ岳山荘に到着
a0203733_19275523.jpgペンキで「ガンバ」とか「山荘スグソコ」とか書かれた岩があるテン場を過ぎて山荘到着。
抜戸岳を往復したり、昼食を摂ったりしたのもあり、歩き始めてから10時間掛かりました。
テント場の入り口左側に雪解け水を汲める水場がありますが、水が要るならここで汲んでから山荘に行くのがお勧め。
山荘の蛇口から出る雨水よりも遥かに美味しいし、水汲み場からの景色がなかなか良いです。(カメラを置いて汲みに行ってしまったので写真は無し)


■16:33 山頂に向けて出発
a0203733_1951207.jpg山荘に着いた時にはすっかり辺りはガスに覆われていました。
チェックイン後しばらくグタグタした後、夕刻のガスの晴れ間を期待して、頂上に登り始めます。

■16:45 笠ヶ岳山頂到着(標高:2898m)
a0203733_19552140.jpg山荘の前からは15分弱で登頂できました。
周りのガスや槍穂の稜線にかかる雲がすっきり取れることはなく、仕方ないので笠ヶ岳からのご来光を自ら演出してみる。

a0203733_21221690.jpg山頂で粘っていると少しは視界が開けました。
南側のクリヤ谷登山道方向。
この時間になってクリヤ谷から登ってこられた登山者2組とお会いしました。
クリヤ谷コースは笠新道以上にハードコースと言われていますが、さすがに疲れた表情をされていました。

a0203733_21224732.jpg南側もすっぱりと切れ落ちていてなかなかの高度感。
朴の木平から見た笠ヶ岳が尖って見えるのも納得。
西穂高や焼岳から見た笠ヶ岳は堂々たる稜線を伴った安定感のある山体が印象的で、見る方向によって同じ山とは思えませんね。

a0203733_19594992.jpg結局夕暮れ時の綺麗な遠景は見ることができませんでした。
テン場と稜線西側が少し色付いた時の写真が一番綺麗でした。


a0203733_2051884.jpg夕食は食材を持ってきたので、トン汁と特大おにぎり。
メニュー選びや調理はすべてK氏にお任せで、私は食べるだけというのはいつもと同じ。
部屋は一人で布団1組使えました。


■2日目 5:10 下山開始
a0203733_20125112.jpgご来光の時間が近づいても晴れる気配がありませんので、早めに下山を開始。
写真は5時前から朝食の順番待ちの列を作っている方達。
我々は2日目の食料も持ってきたので、早立ち。

■11:45 新穂高温泉着
a0203733_20181559.jpg下りは登りよりも慎重になる私ですが、猛烈に暑かったのでヘロヘロになりました。
途中滝のように汗が出て何度も休憩しながら6時間35分をかけての下山となりました。
足はそれほど堪えませんでしたが、明らかに体の動きが重くなっていたので、暑さと水分の補給不足にやられたと思います。


暑い時期の笠新道は、やはり私には"鬼の笠新"でした。
特に下りは、"下ってーも、下ってーも、笠しんどー♪"でした。
今回は前日までテント泊にするか小屋泊にするか迷っていたのですが、小屋泊にして良かったです。
テント泊装備の荷物ではもっとしんどかったはずなので。
小池新道経由にすると距離がぐっと伸びてしまうし、暑い季節の笠ヶ岳は楽に登れる山ではないな、というのが今回の感想です。
by higesuzume | 2013-08-15 23:59 |

焼岳(新中の湯ルート登山口~中の湯新道~焼岳北峰~折り返し)

7月28日は焼岳に日帰り登山に行ってきました。
同行のK氏からは、今シーズン初の山歩きということで、足慣らしのため比較的楽な山を要望されました。
そこで、最近天候が全く安定しない中、たとえ眺望が得られなくても噴気を上げる山体自体が楽しめる焼岳に、最短ルートで登れる新中の湯ルートからの登頂を選択した次第。

山行用に最近購入したOLYMPUS PEN Mini E-PM2の山デビューでもあります。
ボディ以外には標準セットレンズの14-42mm F3.5-5.6 ⅡRしかありませんので、山で何が不足するのか確かめるにも良いでしょう。

新中の湯ルートの登山口には、給水できる施設もトイレもありません。
そこで、朴の木平スキー場駐車場で前夜泊して、早朝に身支度を整えてから登山口に向かう事に。
また、登山道の行程にもトイレや山小屋はありませんから、とっとと登ってとっとと帰るという計画で行ってみましょう。
0時前に着いた朴の木平の駐車場は気温15℃で、少し肌寒いくらいでした。

朝、駐車場でペットボトルに水を満たして、いざ出発。
(朴の木平スキー場第1駐車場と、第2駐車場でおいしい水を汲むことができます)

■6:15 新中の湯登山口から登行開始(標高:1620m)
a0203733_9495661.jpg登山口は安房トンネル長野側出口を出たらすぐの交差点を安房峠(158号線)に入り、10号カーブを曲がった先にあります。
私たちは6時前に着きましたが登山口直近の駐車エリアは既に満車でした。
11号カーブまでの間の数か所に駐車できる場所があり、私たちは登山口から100m位の所に停める事ができました。

a0203733_950139.jpg登り始めてすぐに、安房峠から転落したまま放置されている古い車の横を抜けると、本格的に登り始めます。
急登というほどの斜度ではありませんが、木の根やぬかるみが多く、暗い時間には歩きたくない感じの道でした。
写真は帰路で撮ったものです。
往路も十分明るかったのですが、撮った写真は使えませんでした(理由は後述)。

■7:26 開けた休憩場所を通過(標高:2000m位)
a0203733_9502777.jpg目指す焼岳を望むことができる平坦地では多くの方が休憩されていました。
ここまでの区間には大人数で集まって休憩できる場所はありません。
この辺りで中の湯ルートと合流する中の湯新道出合があるはずですが、見つけることはできませんでした。
中の湯ルートは整備工事中で通行止めと聞いていますので往来が無いのでしょう。
私たちは水を摂っただけで休憩せずに先に進みます。

a0203733_9504073.jpg平坦地を過ぎるとすぐに低木ばかりとなり、さらに進んで森林限界を抜けると噴気に晒される溶岩ドームが間近に迫ります。
この溶岩ドームと南峰の間の鞍部(ドームに向かって左側)に向かって指導標の○×は続いています。

a0203733_10554293.jpg溶岩ドームの際を行く登山者たち。
落石の危険が無いのか少し心配になりますが、これで正規のルートです。

■8:25 北峰、南峰の間の鞍部に到着(標高:2290m)
a0203733_9524833.jpg鞍部からは、ひげすずめがオジサン岩と勝手に命名した奇岩を間近に見ることが出来ました。
この岩を北峰の山頂から見ると、おじさんが頂にどっかと腰を下ろしているように見えます。


a0203733_95396.jpg深い緑色が綺麗な正賀池も見えました。
この辺りの岩稜はいつ形成されたのか分かりませんが、最近溶岩噴火を起こしたのは約2300年前と言われてますから、少なくともオジサンは2300年以上座りっぱなしで正賀池を見下ろしているのでしょうか。
オジサンの足元の隠居穴火口は1911年の噴火で形成されたらしので、その時オジサンができたのなら、比較的若いのかも。102歳?

■8:40 北峰山頂到着(標高:2393m?)
a0203733_9533253.jpg溶岩ドームの南側を通過して、中尾峠からの登山道と合流して、山頂へは東側から登ります。(この間の写真を撮り忘れた)
山頂への取り付きで、今回の行程で唯一手で岩をホールドする必要がある段差がありました。
写真は山頂から少し南側にある噴気孔を見下ろしたところ。

a0203733_9534736.jpg登頂記念写真も撮り忘れていたので、愛機E-PM2をKさんに渡して撮ってもらいました。
山頂標には標高は2393mと書かれていますが、2444mだとする説(出典は国土地理院発行火山基本図焼岳らしい)もあるようです。
どっちが正しいのかなぁ?
登山口からは、多くの方が道を譲ってくれるけど、抜かれることはほとんどない程度のペースで2時間25分かかりました。
ゆっくり登る方は3時間半くらい見ておけば良いかと思われます。
また、早い人は1時間台で登れるそうです。

a0203733_954086.jpg山頂への道の左にある噴気孔を山頂からの戻り時に撮ってみる。
安山岩が硫黄で黄色くなっています。


a0203733_9541594.jpg北峰の山頂から降りて反対側の穏やかな稜線にもたくさんの噴気孔が見られました。
この辺りの地面は粘土質で、黄緑色に変色していました。

a0203733_9542829.jpg正賀池と北峰山頂を挟んで反対側には小さな池がありました(醇ヶ池)。
噴気孔からの噴気に巻かれるひげすずめ。
この撮影場所に行くときには滑りやすい粘土質の足場に乗っかっている石を落とさないように注意が必要です。
落とすと、中尾峠からの登山道に向けて転がっていきます。

■9:23 下山開始
a0203733_9544924.jpg来た道を戻ります。
中尾峠方面から往復する方も、ちょっとだけ中の湯方面に降りてみるのもいいかも。
オジサン岩が間近に見える鞍部まではほんの数分で行けます。

a0203733_955343.jpg鞍部でコーヒーを飲んでいるとみるみる内に雲に包まれてしまいました。
早く登って、さっさと帰るのが吉。

a0203733_9554513.jpgアカモノを撮ってみました。
写真は約倍にトリミングしたものですが、撮っている時にはどこにピントが合っているのか分かりません。
中央の一番大きい花の上側の花弁先端にピントを合わせたかったのが、後で確認するとこのとおり、合ってません。

■11:50 新中の湯ルート登山口着
a0203733_956620.jpgぬかるみが多い登山道だったので、靴はドロドロ。
運動靴で登っている子供も居ましたが、ぬかるみで浸水してグチャグチャになると思います。
また、少なくとも滑りにくい靴底のものでなければ滑って転倒しそうな箇所が何か所もあります。
滑落・転落の危険性がある場所は、残雪が溶けた後ならばありません。
靴を脱いで帰り支度をしていると雨が降り出しました。
さっさと下山して良かったです。

■12:28 はんたい玉子
a0203733_9565475.jpg帰りは安房トンネルを使わずに、安房峠を走って平湯の森温泉へ。
温泉に入る前にお約束のはんたい玉子。


さて、E-PM2の山での使い心地ですが、何といっても小さく軽いことはとても良いことです。
小さなバッグ(VANGUARDの2GO10)に入れて、バッグをカラビナでリュックの肩ベルト下端に繋いだ状態で歩きましたが、多少ぶらぶらするものの気になるわけでも、歩行動作の邪魔になるわけでもなく、さっと取り出して撮ってさっと仕舞えました。
ちゃんとシャッター切れさえすれば、出てくる画はあまり不満のない事は確認済ですし、山で使っても印象は同じでした。

ファインダーが無いのは、ひげすずめには致命的に不便です。
ひげすずめは近視かつ老眼なので、コンタクトレンズを入れた状態だと液晶モニターに表示されるSS等の細かい文字の情報が読み難いです。
なので往路の少し暗い樹林帯で撮った登山道や苔の写真はSSが上がらない事に気付かず、手振れで全滅でした。
撮った後の画をモニターで確認しても小さなブレはやはり確認できないし、山行では露出だけおかしくないかさっと確認して先に進みたいですし。
写真を撮り慣れた方ならこんな失敗はしないのでしょうがね。
用心してISO感度を上げておくなんて使い方もしたくないし。

また、花とか苔とかピントをシビアに合わせこみたい場合に、AFで合焦した位置が狙いどおりなのかどうかが判別不能でした。
こちらの問題はMFアシスト機能(この機能をONにしておくとAF合焦後にマニュアルでフォーカスリングを回すとフォーカスターゲットの枠の内側を拡大表示してくれる)を使えば多少克服できそうです。
ただし、花が風で揺れている場合などは、拡大表示している外側に被写体がフレームアウトしてしまうので使いにくいですね。

老眼を回復するのは無理なので、やはり視度調整機能の付いたEVFを追加する必要がありそうです。
ファインダーを覗いている方がカメラも安定しますしね。
ということで、超広角レンズの前に、まずVF4購入かな。


今回は出発前に朴の木平スキー場の駐車場で水を汲みましたが、高山方面から車で来る場合には他にも給水ポイントがあります。
a0203733_9573061.jpgR158笠根橋の横にある長寿水。
車2,3台を停められるスペースもあります。

a0203733_9571048.jpgR158覚明橋の手前にある覚明水。
こちらは喫茶パロットの駐車場をお借りすることになるので、営業時間中なら食事やコーヒータイムのついでに。
この水でコーヒーをたてると美味しいです。


3年前、2010年9月19日に、中尾温泉側から焼岳に登った時の写真も載せておきます。
この時は、鏡平か西穂高かに行こうとしたのですが、3連休中日とあって新穂高温泉周りの駐車場がどこも満車だったため、行き先を焼岳に変更したものです。
カメラはEOS50D+SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM。

中尾温泉から合掌の森中尾キャンプ場へ向かう細い道を登っていって、車止めの鎖の手前にあるスペースに駐車するのですが、数台分しかスペースはありません。
また、登山口の標高は1250m位で、焼岳までの距離も長いため、登りに4時間15分かかりました。
a0203733_9581667.jpg白水の滝展望台からの滝の眺め。
滝まで距離があるため、コントラストの甘い写真しか撮れませんでした。

a0203733_9583891.jpg展望台を過ぎると秀綱神社まで急登が続きます。
あまり利用されていない登山道なので、中尾峠までは他の方と会うことはほとんどありません。
静かな山行が楽しめますし、苔が綺麗です。

a0203733_959147.jpg中尾峠で上高地、西穂からの道と合流するので、ここからは人が多くなります。

a0203733_9592033.jpg溶岩ドームに向けて北側から登ります。
足場はザレていて歩きにくいですが、火山を登っている実感は、中の湯からのルートよりもこちらが上。

a0203733_1004128.jpg北峰山頂からオジサン岩を見つける。
おじさんが座っているように見えますよね。見えません?

a0203733_1005869.jpg帰路で撮ったヒカリ苔。
どこにあるのかは、登山道に「天然記念物 ヒカリゴケ」みたいな案内がありますのですぐに見つかります。
自ら発光している訳ではないので、日のさし方によっては光っては見えません。
また、案内のあるところの周囲の小さな岩のくぼみの中、あちこちにありました。
光っているように見えるように撮るのがものすごく難しかった記憶があります。

by higesuzume | 2013-07-28 23:46 |

乗鞍でスキー

6月8、9日と乗鞍に行ってきました。
去年に比べると2週遅れでの乗鞍行きです。
メンバーはキング川上氏とM師匠、S君の3名。
去年は三本滝に車を置きましたが、今回は観光センターの大きな駐車場に駐車して、
7時半の始発バスで肩ノ小屋口までバスで直行。
途中、位ヶ原山荘で滑走に不要な荷物はデポして、8時15分に肩ノ小屋口着。
a0203733_17471047.jpg

肩ノ小屋口で用を足したりして、のんびりしてからシール登行で、剣ヶ峰直下、朝日岳との間のコルに到着。
a0203733_17472991.jpg

ペース配分、時間管理はキング氏に任せっきりで、時計を見ることもなく何時かわからないけど、
とりあえず滑走前の早めの昼食。
キング氏がバゲットサンドを作ってくれました。
で、なぜか接写してみるひげすずめ。標高2,900mでの太陽光の元綺麗に取れました。
お味はもちろんばっちりです。
a0203733_17474343.jpg

登ってきた斜面を滑り降りて、途中から左方肩ノ小屋向きにトラバース、肩ノ小屋へ通じる砂利道を歩いて
肩ノ小屋口を真東に見るあたりに到着。
ここから滑降。
a0203733_17475152.jpg

肩の小屋口からは、アルペンルートを徒歩で登って位ヶ原山荘の真西あたりから山荘まで滑降。
登りでしんどそうだったS君、小屋でビール飲んだだけで速攻元気復活。
若いってことは素晴らしいですね。(背景は滑ってきた斜面)
a0203733_1748472.jpg

2日目はアルペンルートを徒歩で登行、途中からシール登行に切り替えて、肩ノ小屋口まで1時間弱。
景色が素晴らしかったです。
a0203733_17481281.jpg

北アルプスも綺麗に見えました。
a0203733_17482978.jpg

肩ノ小屋口からは真西に登って肩ノ小屋に到着。
登ってくるのはM師匠。
滑走用具を持たずに残雪歩きを楽しむ登山の方々も多く見られました。
a0203733_17483920.jpg

今は使われていないコロナ観測所。
うーん、もっと広角なレンズが欲しいと思ってしまいます。
a0203733_17485757.jpg

肩ノ小屋の裏に滑り下りて、というかシール付けたままなのでとても滑りにくいのですが、
里見岳を見上げる五ノ池に到着。
ここからチョコと尖って見える里見岳に右側から少し巻きながらほぼ直登します。
荷物はデポして身軽にして、ほんの10分強で登頂できました。
a0203733_1749830.jpg

下から尖って見えるところからほんの少し登ったところが里見岳のピークで、そこから見た北アルプス。
錫杖、笠、弓折、槍、焼、奥穂、、、うーん前穂が入らない。やっぱりもっと広角を..
a0203733_17492596.jpg

滑走写真が全然無いので、里見岳からはひげすずめが一番に滑り終えて、M師匠を撮影。
a0203733_17495933.jpg

S君。
a0203733_17494222.jpg

唯一テレマークビンディングのキング川上氏。
雨と雪解け水が作った縦溝が結構手強いです。
a0203733_17501137.jpg

肩ノ小屋への帰路、近くに居たイワヒバリ。
a0203733_17502767.jpg

肩ノ小屋からは、砂利道を少し登った地点から肩ノ小屋口まで滑降、アルペンルートを登って、
位ヶ原を滑って山荘に戻りました。
隣のテーブルに居た御嬢さん、芯抜きトイレットペーパーに紐を通したものを持って見えました。
こうすると使用時に両手が使えて便利だとか。
いろいろ工夫できるもんですね。
a0203733_17504116.jpg

S君、ずっと運転してくれてありがとう。
M師匠、いつもおいしいワインとアテをありがとうございます。
キング川上さん、いつもありがとうございます。
by higesuzume | 2013-06-09 17:46 |