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ひげすずめのときどき日記

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光が大切らしい...

エリントンの扉の脇に、私のような写真素人が見ても、とても素人が撮ったものではないと判るモノクローム写真が2点飾られています。
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ウズベキスタンのシャーヒズィンダ霊廟の写真と、タクラマカン砂漠に浮かぶ月の写真。

昨夜、これらを撮影された建築写真家の杉本和樹さんにたまたまお会いすることができました。
私が入店した時には、すでに写真の話題になっていたので、そのまま会話に参加させてもらいました。
杉本さんは、アジア太平洋地域の歴史的文化的に重要な遺跡に専門家を派遣して、写真記録の作成や保存処理の技術を指導する「文化遺産ワークショップ」に写真の講師として参画されています。
現地の調査員への指導では、カメラの使い方からという場合もあるそうですが、まずは遺物への光の当て方の大切さを講義することが多いと話しておられました。
考古遺物が器の断片で湾曲しているものならば、どのように光を当てれば湾曲の様子が伝わる写真にできるのかといった話だそうです。
まあ、私たち素人にも分かりやすい例として紹介してくださっただけで、さらに奥深い話を伺っても私には理解不能だと思いますが。

エリントンの店内も寛げる雰囲気の演出に光の置き方が大いに役立っているように思います。
私が写真に撮ってみても、なかなか思ったようには撮れないのですが、昨夜は比較的雰囲気が伝わる写真が撮れたと思うので、載せてみました。
なんか、グリーンのゴーストが出ちゃってますけど(泣)
風景写真だと、ゴーストも輝く太陽光線の表現の一部です!なんて割り切ってしまうこともできるんですけど、屋内の写真だとやっぱり困りますね。

光を当てるのも写真に撮るのも難しいです。
by higesuzume | 2013-08-29 12:35 | ふらり風景

アユ塩焼き

岐阜県在住の友人から熊にアユが届いた。
趣味の釣果を毎年送ってくれるのだが、今年のは大きくてびっくり。
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熊妻さんが時間をかけて美味しく焼いてくださいました。
もちろん美味しかったです。
I君、ご馳走様でーす。

追記:山車の氷神は原酒なのにさっぱりしていて美味しかったので、メーカーのHPで調べてみますと、
「旬の鮎の塩焼きに!」なんてキャッチコピーが記されておりました。

今日の昼食のパスタ
by higesuzume | 2013-08-16 23:09 | 酒・肴

笠ヶ岳(新穂高温泉~笠新道~抜戸岳~笠ヶ岳~笠新道~新穂高温泉)

8月14-15日と笠新道往復で笠ヶ岳に行ってみました。
笠新道からの笠ヶ岳登山は辛く、鬼の笠新とかドMの笠新と言われていますが、急登部分が多い上に累積標高差が約1900mもあるのに、途中に休憩や宿泊する小屋も水場も無いといったところがその理由でしょうか。
去年の8月13-14日にも笠ヶ岳山荘までは往復しましたが、その時は終始雨が降り続け、展望は全くなく登頂は諦めて山荘で一泊しただけで帰ってきました。
その時は暑さは感じられずそれほど辛くはなかったですが、今回は2日間とも好天が予想されていますので、展望が楽しみな反面、暑さが心配です。
カメラはE-PM2に加えて今回からEVFのVF4とワイコンのWCON-P01を追加しましたので写真を撮るのも楽しみです。

a0203733_16403981.jpg前夜23:00前に深山荘前の登山者用無料駐車場に到着しましたがすでに満車。
整理員の誘導に従い、深山荘の駐車場に停めることになりました。
星が綺麗だったので三脚を持ち出して撮ってみました。
WCONを付けてフルサイズ換算22mm相当の広角でも、SS60秒だと少し星が動いてしまいますね。

■5:21 新穂高のバスターミナルから出発(標高:1090m)
a0203733_16592687.jpg目指す笠ヶ岳山頂部がすでに朝陽に輝いています。
バスターミナルは改装工事中で、トイレも仮設でしたが、手洗い場もあり特に問題なし。

■6:24 笠新道登山口に到着して小休止(標高:1350m)
a0203733_1782880.jpg道標と、写真には写ってませんが案内の看板が新しい綺麗なものに取り換えられていました。
ここで水を汲めるのを忘れていて、新穂高から運んできてしまいました。

a0203733_1711973.jpg7:21 1時間登ったので大きなブナの木の下で小休止。
急登ですが、まだ暑くはないので余裕十分。

■8:04 杓子平までの中間地点を通過(標高:1920m)
a0203733_17125058.jpg終始急登が続く杓子平までが当面の目標になっています。
ここから杓子平までは1時間30分と案内されています。

a0203733_17185518.jpg日が高くなってくると、暑くなってきました。
WCONの威力で槍から西穂高までを画角内に収めることができましたが、なんだかもやーとしています。
実際の見た目もこんな感じの夏山らしい空気感だったのでWCONのせいではありません。

a0203733_17244653.jpg8:30 1時間登ったので、またまた休憩。
日焼け止めクリームを塗りなおしました。
大きな段差には3,4段の梯子が架けられていたり、頭をぶつけそうな枝には赤布がぶら下げられていたり、十ニ分に整備された登山道ですが、岩だらけで足をフラットに置けない区間が長いのが辛い理由のひとつでしょうか。

a0203733_17261877.jpg10:00くらいに、コバイケイソウとニッコウキスゲが群集したお花畑を通過しました。

a0203733_1728749.jpg10:14 杓子平まではもう少しだと思われますが、また少し休憩。
同行のK氏が休憩中の写真を撮らしてもらいます。

■10:25 杓子平に到着(標高:2450m)
a0203733_1733472.jpg登山口からはちょうど4時間、ゆっくり休憩しながら登ったので大して疲れは感じませんが、ここでもまた長めの休憩。
去年は登山口から2時間30分でしたから、今年は超スローペース。
敵はやはり暑さか、はたまた自身の体の衰えか?
ここまでの急登で疲れてしまった場合には、杓子平からの素晴らしい景色を見て本当に腰が抜けそうになるでしょうね。
道標の笠ヶ岳への道を示す赤い矢印の延長線のピークは笠ヶ岳ではなく...

a0203733_17404393.jpgピークのはるか左、赤い帽子の登山者が見遣る先ににあるのが笠ヶ岳。
えー!まだあんなに遠くなの!?
しかも登山道は穴毛谷を避けて抜戸岳方面に向け大きく右から巻いていきます。
さすが鬼の笠新道。
写真を拡大すると、笠ヶ岳山荘もはっきりと見えますね。
早く山荘に付いて昼ご飯食べたいので、さあリスタート!
残している標高差は540mだけ、なんだけど遠くに感じます。

a0203733_17545433.jpg登山道の周りはコバイケイソウだらけ。
近接撮影ではVF4の威力は絶大、って写真ばかり撮っているからなかなか進まないんですけど。
写真の出来は撮り手のセンスなので横に置いといて。

a0203733_17555955.jpgお花畑のなかにライチョウが居ました。
こんなに天気の良い日に出会うのは初めてです。
いつもはガスが出てて見晴らしが悪い時に出会うような。
でも、前回双六岳からの帰りに見た時もそこそこの天気だったような。
何れにせよ、目にキャッチライトが来てるライチョウを撮れたのは初めてです。
激しく草被りですが、ライチョウを発見したK氏に感謝。

a0203733_18215076.jpg杓子平を出て、稜線に近づくにつれてまた急登へと変化していきます。
ローアングルから撮るときに、VF4のチルト機構はすごく便利です。

a0203733_18234842.jpgチングルマ

a0203733_18254435.jpgチングルマの綿毛。
同じような写真ばかりになってますが...
お花畑の急登が始まる辺りに、雪田からの雪解け水が汲める場所がありましが、季節的にいつ位まで流れているのかはわかりません。
去年来た時には沢という沢にジャバジャバ水が流れていました。

a0203733_18282762.jpg12:00ちょうどになったので小休止。
テン泊装備の登山者が、"のぼってーも、のぼってーも、笠しんどー♪" と口ずさみながら追い抜いて行かれました。
心に響く名曲!

a0203733_1835079.jpg大きな岩越しに見える槍ヶ岳

■12:32 抜戸岳ピークに向かうショートカットの前を通過。
a0203733_18362910.jpgここは見過ごして、稜線まで登ってから、リュックをデポして抜戸岳ピークを往復することにしました。
後から思うと、ここの分岐から行った方が良かったと思います。
荷物をデポする身軽さのメリット<ショートカットによる時間節約メリット、という意味で。


■12:45 抜戸岳山頂到着(標高:2813m)
a0203733_18393846.jpgそろそろ稜線西側から雲が湧き始めて、あまりすっきりした景色が撮れませんでしたが、登頂記念写真。
南側から抜戸岳山頂に向かうと、山頂の手前に小さなケルンがある小ピークがあり、ガスっているとそこが抜戸岳山頂と間違うかもしれません。

a0203733_1841513.jpg抜戸岳山頂から見た目指す笠ヶ岳。
まだまだ遠くに見えるけど、あとは稜線漫歩。
山頂からは、双六小屋のある谷越しに水晶岳の白い山体が印象的でしたが、もやーとした写真しか撮れなかったのが残念。

a0203733_18433138.jpg抜戸岳ピークを往復するには、稜線の登山道から少し外れますので指導標の○とか×はありませんでした。
板状節理が剥がれたような岩の上を歩いたり、明瞭な踏み跡のあるハイマツの間を抜けていきます。
あまり明瞭ではない踏み跡や、ハイマツの根っこが気になる道に入ったらそこは多分間違い。
間違っていてもピークを往復する事はできます、と言い切れるのは私たちは間違ったから。

■13:12 笠新道分岐を通過
a0203733_1846536.jpg笠新道に戻り、稜線を少しだけ西側に下ると、笠新道分岐に到着。
抜戸岳を往復するために必要な時間は30分弱くらいでしょうか。

■13:20 突然昼ごはん
a0203733_19729.jpg昔のアメ車のように燃費の悪いK氏がしゃりばて直前のようなので、昼ごはん。
出前一丁味噌ラーメンに、ラーメン小舎熊っ子特製チャーシュー。
このチャーシューを入れるとインスタントラーメンがぐっと豪華に変身、超旨い。
ですが、この時に取り返しの付かないミスを犯している事にまだ気付いていませんでした。

a0203733_19115144.jpg片付けをしていた時に重大ミスに気付く。
なんと、風味の決め手、ごまラー油を入れ忘れていました!
悔やんでも悔やみきれませんが、K氏も入れ忘れたとのこと。
自分だけだったら更に悔しかっただろうし、入れたか確認してくれなかったK氏を不審に思った事でしょう。
昼食と片付け(とショックから立ち直るの)に約30分を費やしました。

■14:24 抜戸岩を通過
a0203733_19232948.jpg気を取り直して稜線を歩き、抜戸岩で他の登山者の写真を撮ってあげたりしながら進む。
ここまでくれば最後の登りまであと少し。
稜線上は小さな石屑が転がっているだけの歩きやすい道です。

■15:23 笠ヶ岳山荘に到着
a0203733_19275523.jpgペンキで「ガンバ」とか「山荘スグソコ」とか書かれた岩があるテン場を過ぎて山荘到着。
抜戸岳を往復したり、昼食を摂ったりしたのもあり、歩き始めてから10時間掛かりました。
テント場の入り口左側に雪解け水を汲める水場がありますが、水が要るならここで汲んでから山荘に行くのがお勧め。
山荘の蛇口から出る雨水よりも遥かに美味しいし、水汲み場からの景色がなかなか良いです。(カメラを置いて汲みに行ってしまったので写真は無し)


■16:33 山頂に向けて出発
a0203733_1951207.jpg山荘に着いた時にはすっかり辺りはガスに覆われていました。
チェックイン後しばらくグタグタした後、夕刻のガスの晴れ間を期待して、頂上に登り始めます。

■16:45 笠ヶ岳山頂到着(標高:2898m)
a0203733_19552140.jpg山荘の前からは15分弱で登頂できました。
周りのガスや槍穂の稜線にかかる雲がすっきり取れることはなく、仕方ないので笠ヶ岳からのご来光を自ら演出してみる。

a0203733_21221690.jpg山頂で粘っていると少しは視界が開けました。
南側のクリヤ谷登山道方向。
この時間になってクリヤ谷から登ってこられた登山者2組とお会いしました。
クリヤ谷コースは笠新道以上にハードコースと言われていますが、さすがに疲れた表情をされていました。

a0203733_21224732.jpg南側もすっぱりと切れ落ちていてなかなかの高度感。
朴の木平から見た笠ヶ岳が尖って見えるのも納得。
西穂高や焼岳から見た笠ヶ岳は堂々たる稜線を伴った安定感のある山体が印象的で、見る方向によって同じ山とは思えませんね。

a0203733_19594992.jpg結局夕暮れ時の綺麗な遠景は見ることができませんでした。
テン場と稜線西側が少し色付いた時の写真が一番綺麗でした。


a0203733_2051884.jpg夕食は食材を持ってきたので、トン汁と特大おにぎり。
メニュー選びや調理はすべてK氏にお任せで、私は食べるだけというのはいつもと同じ。
部屋は一人で布団1組使えました。


■2日目 5:10 下山開始
a0203733_20125112.jpgご来光の時間が近づいても晴れる気配がありませんので、早めに下山を開始。
写真は5時前から朝食の順番待ちの列を作っている方達。
我々は2日目の食料も持ってきたので、早立ち。

■11:45 新穂高温泉着
a0203733_20181559.jpg下りは登りよりも慎重になる私ですが、猛烈に暑かったのでヘロヘロになりました。
途中滝のように汗が出て何度も休憩しながら6時間35分をかけての下山となりました。
足はそれほど堪えませんでしたが、明らかに体の動きが重くなっていたので、暑さと水分の補給不足にやられたと思います。


暑い時期の笠新道は、やはり私には"鬼の笠新"でした。
特に下りは、"下ってーも、下ってーも、笠しんどー♪"でした。
今回は前日までテント泊にするか小屋泊にするか迷っていたのですが、小屋泊にして良かったです。
テント泊装備の荷物ではもっとしんどかったはずなので。
小池新道経由にすると距離がぐっと伸びてしまうし、暑い季節の笠ヶ岳は楽に登れる山ではないな、というのが今回の感想です。
by higesuzume | 2013-08-15 23:59 |

Voigtländer BESSA R2Mというカメラ

Zingbayさんの銀塩カメラのうちのひとつ。
沈胴させるとシャッターと干渉するので、沈胴禁止でLEICA Elmar 50mm F2.8M-2ndというレンズがマウントされている。
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メカ好き男子はこういう細かい文字やらダイヤルが一杯の機械を見ると興奮する。
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他人のカメラをブログに載せてどうなのよ、という事は置いといて、かっこいいのでアップ。
逃亡中Zingbayさんに、盆休み中出頭命令が来ないことを祈願して。
by higesuzume | 2013-08-13 10:36 | 機材

喫煙事情

家の中での喫煙場所は、台所の換気扇の下。
ひとのブログで、この人も同じなんだなぁなんて思いながら拝見していたら、
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台所に置かれている灰皿まで同じなので笑ってしまいました。
by HigeSuzume | 2013-08-08 12:40

残暑お見舞い申し上げます

立秋というのに、これから夏本番って勢いで暑いですね。
昨日、今日と夏らしくざーっと短時間の夕立ちがありました。

特に何かを撮りに行けてる訳ではないですが、E-PM2を購入してからいつも持ち歩けるので、手当たり次第に撮ってみたりして。
逃亡者の郷愁を煽るためのショットでも載せておこう。
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by HigeSuzume | 2013-08-07 21:11 | ふらり風景

逃亡者と密会

機材を買い漁りながら逃避行を続けるZingbayさんが、久々に戻ってこられることに。
iidacameraさんとカメラ談義をして、写欲と物欲を補充するのが目的のようだ。
で、ちゃちゃ入れ役に?ひげすずめも参加したのは昨夜のこと。

今回のカメラ談義の口火を切るためのニューアイテム、ZingbayさんのF-1、完動超美品。
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ずっしりとした重量とものすごい剛性感。
シャッターを切るとソリッドなメカが精密に作動している事が振動と音から否応無く伝わる。
最近はミラーレス一眼を作っているSamsungがデジカメでシェアを伸ばすことがあったとしても、
この30年以上前に造られたF-1みたいな機械は造れないのではないかと思わせる。
多くの日本人が先進工業国の民としての自信に満ちていた時代を思い出す。

F-1を、E-PM2で撮るひげすずめを、LEICA M9-Pで撮ろうとするZingbayさんを捕える。
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画面の端っこで捕えるのが得意なのはカワセミ飛び物撮影と同様。

熊さんが出してくれたスイカを、寄れないHeliar Classic 75mmで撮ろうとするZingbayさんを、
E-PM2で撮ろうとしているひげすずめを、ZingbayさんともどもE-PM2で一網打尽に捕獲しようと
しているiidacameraさん。
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フィルムコストを気にすることなく、どうでもいい写真をパカパカ撮れるようになったこの時代もまた良し..だが、
燃費とユーティリティさえ良ければ、機械としての使い心地や、マンマシンインターフェースの精緻さ
なんてどうでもよい、安けりゃ安い程いいんでしょ、というメッセージしか伝わってこないクルマ達が市場を
席巻する時代に、どうにも個人の力では抗することのできない無力感を感じてしまう。

その点、カメラっていう製品は、まだ作り手の意図が伝わってくる製品が残っていると思うし、
使ってみてメーカーの開発者に馬鹿にされているような不快感を感じることも少ない。
だから、もともとクルマ談義仲間だったZingbayさんとお会いしても、カメラ談義の方が批判的な内容
ではなく語り合い、盛り上がる事ができるのかもしれない。

iidacameraさんも密会記事アップされてますね。

(カメラやクルマではないが、メーカーでエンジニア稼業をしていたひげすずめは、開発者は決して
ユーザーの足元見たり見下して製品を作っている訳ではないことは存じております)
by higesuzume | 2013-08-02 12:46 | 機材