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ひげすずめのときどき日記

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笠ヶ岳(新穂高温泉~笠新道~抜戸岳~笠ヶ岳~笠新道~新穂高温泉)

8月14-15日と笠新道往復で笠ヶ岳に行ってみました。
笠新道からの笠ヶ岳登山は辛く、鬼の笠新とかドMの笠新と言われていますが、急登部分が多い上に累積標高差が約1900mもあるのに、途中に休憩や宿泊する小屋も水場も無いといったところがその理由でしょうか。
去年の8月13-14日にも笠ヶ岳山荘までは往復しましたが、その時は終始雨が降り続け、展望は全くなく登頂は諦めて山荘で一泊しただけで帰ってきました。
その時は暑さは感じられずそれほど辛くはなかったですが、今回は2日間とも好天が予想されていますので、展望が楽しみな反面、暑さが心配です。
カメラはE-PM2に加えて今回からEVFのVF4とワイコンのWCON-P01を追加しましたので写真を撮るのも楽しみです。

a0203733_16403981.jpg前夜23:00前に深山荘前の登山者用無料駐車場に到着しましたがすでに満車。
整理員の誘導に従い、深山荘の駐車場に停めることになりました。
星が綺麗だったので三脚を持ち出して撮ってみました。
WCONを付けてフルサイズ換算22mm相当の広角でも、SS60秒だと少し星が動いてしまいますね。

■5:21 新穂高のバスターミナルから出発(標高:1090m)
a0203733_16592687.jpg目指す笠ヶ岳山頂部がすでに朝陽に輝いています。
バスターミナルは改装工事中で、トイレも仮設でしたが、手洗い場もあり特に問題なし。

■6:24 笠新道登山口に到着して小休止(標高:1350m)
a0203733_1782880.jpg道標と、写真には写ってませんが案内の看板が新しい綺麗なものに取り換えられていました。
ここで水を汲めるのを忘れていて、新穂高から運んできてしまいました。

a0203733_1711973.jpg7:21 1時間登ったので大きなブナの木の下で小休止。
急登ですが、まだ暑くはないので余裕十分。

■8:04 杓子平までの中間地点を通過(標高:1920m)
a0203733_17125058.jpg終始急登が続く杓子平までが当面の目標になっています。
ここから杓子平までは1時間30分と案内されています。

a0203733_17185518.jpg日が高くなってくると、暑くなってきました。
WCONの威力で槍から西穂高までを画角内に収めることができましたが、なんだかもやーとしています。
実際の見た目もこんな感じの夏山らしい空気感だったのでWCONのせいではありません。

a0203733_17244653.jpg8:30 1時間登ったので、またまた休憩。
日焼け止めクリームを塗りなおしました。
大きな段差には3,4段の梯子が架けられていたり、頭をぶつけそうな枝には赤布がぶら下げられていたり、十ニ分に整備された登山道ですが、岩だらけで足をフラットに置けない区間が長いのが辛い理由のひとつでしょうか。

a0203733_17261877.jpg10:00くらいに、コバイケイソウとニッコウキスゲが群集したお花畑を通過しました。

a0203733_1728749.jpg10:14 杓子平まではもう少しだと思われますが、また少し休憩。
同行のK氏が休憩中の写真を撮らしてもらいます。

■10:25 杓子平に到着(標高:2450m)
a0203733_1733472.jpg登山口からはちょうど4時間、ゆっくり休憩しながら登ったので大して疲れは感じませんが、ここでもまた長めの休憩。
去年は登山口から2時間30分でしたから、今年は超スローペース。
敵はやはり暑さか、はたまた自身の体の衰えか?
ここまでの急登で疲れてしまった場合には、杓子平からの素晴らしい景色を見て本当に腰が抜けそうになるでしょうね。
道標の笠ヶ岳への道を示す赤い矢印の延長線のピークは笠ヶ岳ではなく...

a0203733_17404393.jpgピークのはるか左、赤い帽子の登山者が見遣る先ににあるのが笠ヶ岳。
えー!まだあんなに遠くなの!?
しかも登山道は穴毛谷を避けて抜戸岳方面に向け大きく右から巻いていきます。
さすが鬼の笠新道。
写真を拡大すると、笠ヶ岳山荘もはっきりと見えますね。
早く山荘に付いて昼ご飯食べたいので、さあリスタート!
残している標高差は540mだけ、なんだけど遠くに感じます。

a0203733_17545433.jpg登山道の周りはコバイケイソウだらけ。
近接撮影ではVF4の威力は絶大、って写真ばかり撮っているからなかなか進まないんですけど。
写真の出来は撮り手のセンスなので横に置いといて。

a0203733_17555955.jpgお花畑のなかにライチョウが居ました。
こんなに天気の良い日に出会うのは初めてです。
いつもはガスが出てて見晴らしが悪い時に出会うような。
でも、前回双六岳からの帰りに見た時もそこそこの天気だったような。
何れにせよ、目にキャッチライトが来てるライチョウを撮れたのは初めてです。
激しく草被りですが、ライチョウを発見したK氏に感謝。

a0203733_18215076.jpg杓子平を出て、稜線に近づくにつれてまた急登へと変化していきます。
ローアングルから撮るときに、VF4のチルト機構はすごく便利です。

a0203733_18234842.jpgチングルマ

a0203733_18254435.jpgチングルマの綿毛。
同じような写真ばかりになってますが...
お花畑の急登が始まる辺りに、雪田からの雪解け水が汲める場所がありましが、季節的にいつ位まで流れているのかはわかりません。
去年来た時には沢という沢にジャバジャバ水が流れていました。

a0203733_18282762.jpg12:00ちょうどになったので小休止。
テン泊装備の登山者が、"のぼってーも、のぼってーも、笠しんどー♪" と口ずさみながら追い抜いて行かれました。
心に響く名曲!

a0203733_1835079.jpg大きな岩越しに見える槍ヶ岳

■12:32 抜戸岳ピークに向かうショートカットの前を通過。
a0203733_18362910.jpgここは見過ごして、稜線まで登ってから、リュックをデポして抜戸岳ピークを往復することにしました。
後から思うと、ここの分岐から行った方が良かったと思います。
荷物をデポする身軽さのメリット<ショートカットによる時間節約メリット、という意味で。


■12:45 抜戸岳山頂到着(標高:2813m)
a0203733_18393846.jpgそろそろ稜線西側から雲が湧き始めて、あまりすっきりした景色が撮れませんでしたが、登頂記念写真。
南側から抜戸岳山頂に向かうと、山頂の手前に小さなケルンがある小ピークがあり、ガスっているとそこが抜戸岳山頂と間違うかもしれません。

a0203733_1841513.jpg抜戸岳山頂から見た目指す笠ヶ岳。
まだまだ遠くに見えるけど、あとは稜線漫歩。
山頂からは、双六小屋のある谷越しに水晶岳の白い山体が印象的でしたが、もやーとした写真しか撮れなかったのが残念。

a0203733_18433138.jpg抜戸岳ピークを往復するには、稜線の登山道から少し外れますので指導標の○とか×はありませんでした。
板状節理が剥がれたような岩の上を歩いたり、明瞭な踏み跡のあるハイマツの間を抜けていきます。
あまり明瞭ではない踏み跡や、ハイマツの根っこが気になる道に入ったらそこは多分間違い。
間違っていてもピークを往復する事はできます、と言い切れるのは私たちは間違ったから。

■13:12 笠新道分岐を通過
a0203733_1846536.jpg笠新道に戻り、稜線を少しだけ西側に下ると、笠新道分岐に到着。
抜戸岳を往復するために必要な時間は30分弱くらいでしょうか。

■13:20 突然昼ごはん
a0203733_19729.jpg昔のアメ車のように燃費の悪いK氏がしゃりばて直前のようなので、昼ごはん。
出前一丁味噌ラーメンに、ラーメン小舎熊っ子特製チャーシュー。
このチャーシューを入れるとインスタントラーメンがぐっと豪華に変身、超旨い。
ですが、この時に取り返しの付かないミスを犯している事にまだ気付いていませんでした。

a0203733_19115144.jpg片付けをしていた時に重大ミスに気付く。
なんと、風味の決め手、ごまラー油を入れ忘れていました!
悔やんでも悔やみきれませんが、K氏も入れ忘れたとのこと。
自分だけだったら更に悔しかっただろうし、入れたか確認してくれなかったK氏を不審に思った事でしょう。
昼食と片付け(とショックから立ち直るの)に約30分を費やしました。

■14:24 抜戸岩を通過
a0203733_19232948.jpg気を取り直して稜線を歩き、抜戸岩で他の登山者の写真を撮ってあげたりしながら進む。
ここまでくれば最後の登りまであと少し。
稜線上は小さな石屑が転がっているだけの歩きやすい道です。

■15:23 笠ヶ岳山荘に到着
a0203733_19275523.jpgペンキで「ガンバ」とか「山荘スグソコ」とか書かれた岩があるテン場を過ぎて山荘到着。
抜戸岳を往復したり、昼食を摂ったりしたのもあり、歩き始めてから10時間掛かりました。
テント場の入り口左側に雪解け水を汲める水場がありますが、水が要るならここで汲んでから山荘に行くのがお勧め。
山荘の蛇口から出る雨水よりも遥かに美味しいし、水汲み場からの景色がなかなか良いです。(カメラを置いて汲みに行ってしまったので写真は無し)


■16:33 山頂に向けて出発
a0203733_1951207.jpg山荘に着いた時にはすっかり辺りはガスに覆われていました。
チェックイン後しばらくグタグタした後、夕刻のガスの晴れ間を期待して、頂上に登り始めます。

■16:45 笠ヶ岳山頂到着(標高:2898m)
a0203733_19552140.jpg山荘の前からは15分弱で登頂できました。
周りのガスや槍穂の稜線にかかる雲がすっきり取れることはなく、仕方ないので笠ヶ岳からのご来光を自ら演出してみる。

a0203733_21221690.jpg山頂で粘っていると少しは視界が開けました。
南側のクリヤ谷登山道方向。
この時間になってクリヤ谷から登ってこられた登山者2組とお会いしました。
クリヤ谷コースは笠新道以上にハードコースと言われていますが、さすがに疲れた表情をされていました。

a0203733_21224732.jpg南側もすっぱりと切れ落ちていてなかなかの高度感。
朴の木平から見た笠ヶ岳が尖って見えるのも納得。
西穂高や焼岳から見た笠ヶ岳は堂々たる稜線を伴った安定感のある山体が印象的で、見る方向によって同じ山とは思えませんね。

a0203733_19594992.jpg結局夕暮れ時の綺麗な遠景は見ることができませんでした。
テン場と稜線西側が少し色付いた時の写真が一番綺麗でした。


a0203733_2051884.jpg夕食は食材を持ってきたので、トン汁と特大おにぎり。
メニュー選びや調理はすべてK氏にお任せで、私は食べるだけというのはいつもと同じ。
部屋は一人で布団1組使えました。


■2日目 5:10 下山開始
a0203733_20125112.jpgご来光の時間が近づいても晴れる気配がありませんので、早めに下山を開始。
写真は5時前から朝食の順番待ちの列を作っている方達。
我々は2日目の食料も持ってきたので、早立ち。

■11:45 新穂高温泉着
a0203733_20181559.jpg下りは登りよりも慎重になる私ですが、猛烈に暑かったのでヘロヘロになりました。
途中滝のように汗が出て何度も休憩しながら6時間35分をかけての下山となりました。
足はそれほど堪えませんでしたが、明らかに体の動きが重くなっていたので、暑さと水分の補給不足にやられたと思います。


暑い時期の笠新道は、やはり私には"鬼の笠新"でした。
特に下りは、"下ってーも、下ってーも、笠しんどー♪"でした。
今回は前日までテント泊にするか小屋泊にするか迷っていたのですが、小屋泊にして良かったです。
テント泊装備の荷物ではもっとしんどかったはずなので。
小池新道経由にすると距離がぐっと伸びてしまうし、暑い季節の笠ヶ岳は楽に登れる山ではないな、というのが今回の感想です。
by higesuzume | 2013-08-15 23:59 |

乗鞍とスキーとカワセミと

先週末の日記をアップします。
修理完了の車を受け取りに行って、友人H氏親子とスキーと風景撮影を楽しみ、
ついでにカワセミ撮影と、結構忙しく動きました。

7日は、車の修理完了予定が夕方なのですが、朝から高速バスで高山に向かい、
3時間程待ち時間がありましたので、高山市内観光を楽しみました。
残念ながらカメラは修理中の車中に置き去りなので、写真はなし。
観光といっても、何故か川辺ばかり凝視しておりまして、古い街並みとかの
観光名所の記憶は一切なし。
車を引き取り後、山に向かい、夕食はいつもの喫茶店で。
あてに蜂の子を頂き、珍しいので写真を撮ったのですが、写真を見ても旨そうに
見えないので非掲載。
炒り地蜂で実際のお味は薄味の味付けでとても旨かったです。

8日は関西の地元から、山とスキーと写真の大先輩H氏と息子さんが、ほおのき平
スキー場に来られたので、一緒に滑ることにしました。
H氏はカメラを持ってきているということなので、眺望の良い山頂迄案内することに。
ほおのき平スキー場のトップはリフトだけでは行けず、10分程度のハイクアップに
なるわけですが、景色を観るためだけでも行く価値ありですね。
ハイクアップの道はピステンで踏んでくれてあるのでラッセルする必要もなく楽ちんだし。
H氏を頂上に残して、Hジュニア君と私は青垂コースのナチュラル急斜面の
滑走を楽しみました。

昼食後、青空が広がり始めたので、私もカワセミ撮影用の機材を車から取ってきて、再び山頂に。
カワセミ用なので広角側はありません。

まず、笠ヶ岳。
ほおのき平からは、頂上に登らないと見えないのではないかと思います。
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乗鞍の峰々。
手前に青垂の氷瀑が見えます。
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その左手の峰々。
画面下に清流国体に合わせてリニューアルされた大回転競技のスタート小屋と
リフト降り場が写り込みました。
a0203733_202184.jpg

青垂の滝のアップ。
しっかり氷結していますがもう少し大きくなると思うので、また天気の良い日に
見に来て見ましょう。
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乗鞍方向を少し引いた位置から。
この木には、多分エナガが来てましたが、逆光でシルエットしか見えず、自信なし。
a0203733_20193141.jpg


しばし景色を堪能した後は、愛知から来られている同じスキークラブのH氏家族や、
K女氏、S女氏、朴の木平SS副校長の娘さん達とも滑走を楽しみましたが、
こどもは元気ですねぇ、とつくづく感じてしまう、体力低下傾向のひげすずめ。

夕方になっても晴れてましたので、夕映えを期待して三たび山頂にH氏と行ってみました。
平湯温泉、安房峠へと続く国道158号線の標識が夕日を反射して光っていました。
ひげすずめは、道のある景色が結構好きだったりします。
a0203733_20185215.jpg


鞍部のアップ。
少し色付いてきました。
a0203733_20181479.jpg


16時30分位の景色。
パトロールの方が下山を指示しに来られましたので、日没時刻迄は粘れませんでした。
写真は露出アンダー気味にして雰囲気出してます。
a0203733_20173424.jpg

まあまあ、見た感じの色合いに撮れたかな。
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9日は、リフト始発から11時過ぎまで滑って帰路に付きましたが、前日に朴の木平SSの
インストラクター、スクールねぇねぇに伺ったカワセミ目撃場所に立ち寄ってみました。
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少し距離があるので、河原に降りて近付くと、余計に見えない!
a0203733_20153635.jpg

雪原に登って近付けましたが、逃げられました。
a0203733_20145825.jpg

今度時間のあるときに、また来てみたいと思います。
念願の雪カワセミでしたが、雪を写すのは難しいなぁ。
露出が大暴れしますね。
by higesuzume | 2012-01-10 22:24 |